富士通FMV A75-K3(直販モデル(WA3-K3))レビュー

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富士通FMV A75-K316インチディスプレイを搭載したホームノートPC。第13世代インテルCoreプロセッサを採用した16インチノートPCで光学ドライブを搭載しています。

富士通FMV A75-K3レビュー

【プロモーション/貸出機材提供:富士通クライアントコンピューティング(株)】

FMV A75-K3の主な特徴は次のとおり。

  • 16インチディスプレイを搭載
  • 第13世代インテルCore搭載
  • テンキー搭載
  • 光学ドライブ搭載モデル
  • 充実した端子類を搭載

メーカーからFMV A75-K3をお借りすることができたので、ここでは、FMV A75-K3の特徴・スペック・使い勝手等について詳しくチェックします。また直販モデル(FMV WA3-K3)との比較についても解説しています。

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

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1)16インチノートPC

本モデルは16インチという大きめのパネルを搭載したモデル。

14インチノートPCを並べてみました(上の画像の左:14インチノートPC(縦横比16:10)/右:レビュー機(16インチノートPC/縦横比16:10))。

結構分厚い印象ですが、個人的には掴みづらさはあまり感じないですね。光学ドライブを搭載しているので、これだけ分厚くなっているんだと思います。

重量は1.909kg(実測値)。

結構重く感じます。外に気軽に持ち出すのは難しいと思いますが、ちょっと移動するぐらいなら大丈夫かな。通常は据え置きで使用し、たまに室内を移動して使う、というぐらいであれば問題ないと思います。

ボディが分厚いため、しっかりとしたつくり。片手だけで持っても個人的には剛性に不安は感じなかったです。

2)スペック/価格

モデル FMV A77-K3
【店頭モデル】
FMV A75-K3
【店頭モデル】
)
FMV A53-K3
【店頭モデル】
)
FMV WA3-K3
【直販モデル】
)
ディスプレイ

16.0型 WUXGA (1920x1200、16:10)

16.0型 WUXGA (1920x1200、16:10)
CPU

AMD Ryzen 7 7735U

インテルCore i7 1355U

インテルCore i5 1335U インテルCore i3 1315U
インテルCore i5 1335U
インテルCore i7 1355U
メモリ 16GB 8GB/16GB/32GB/64GB
SSD 約512GB 約256GB 【以下より1つを選択可能】
・約2TB SSD(PCIe)
・約1TB SSD(PCIe)
・約512GB SSD(PCIe)
・約256GB SSD(PCIe)
グラフィックス CPU内蔵
カードリーダー/LAN端子 〇/〇
USB Type-A/Type-C(DP/PD) 2/2(DP/PD対応)
光学ドライブ BDXL対応Blu-ray Discドライブ スーパーマルチドライブ BDXL対応Blu-ray Discドライブ/
スーパーマルチドライブ
【選択可能】
カメラ FHD(約207万画素)
シャッター/指紋/顔認証 〇/×/〇 〇/×/× 〇/×/△
バッテリ容量 50Wh
カラーリング ブライトブラック/ベージュゴールド/ファインシルバー ブライトブラック/ファインシルバー ブライトブラック/ベージュゴールド/ファインシルバー
寸法(幅×奥行×厚さ) 約360.0×243.5×26.8mm
重量 約1.9kg

レビュー機は店頭モデルのFMV A75-K3。同じシリーズの店頭モデルとしてA77-K3/A53-K3も用意されています。さらには、直販モデルとしてFMV WA3-K3が提供されています。

CPUは、A75-K3には第13世代インテルCore i7 1335U。旧世代のCPUで省電力タイプです。

A77-K3にはAMD Ryzen 7、A53-K3にはCore i5を搭載。こちらも前の世代のプロセッサです。性能面では、Ryzen 7が最も高く、次がCore i7、Core i5という順番になると思います。したがって、性能重視ならFMV A77-K3がオススメ。また店頭モデルの中ではA77-K3のみブルーレイ対応ドライブが搭載されています。

いずれのCPUもAI専用NPUは非搭載なので、AI処理を重視したい人向けではありません。

メモリは3つの店頭モデルが16GB。直販モデルは最大64GBまでカスタマイズ可能。

ストレージはSSD。 グラフィックスは全てCPU内蔵タイプで、高性能グラフィックス搭載モデルは用意されていません。

A75-K3(インテルCore i7 1355U/16GBメモリ/256GB SSD/Office付き) の価格は192,280円(税込)。光学ドライブ、豊富な端子類を搭載している、Officeが標準で付いているなど、装備が充実していることもあり、価格はちょっと高めの印象です(価格は記事執筆時点。直近の価格は直販サイトを参照してください)。

直販モデル(WA3-K3)の最小構成(インテルCore i3-1315U/8GBメモリ/256GB SSD/Officeなし)90,992円(税込) (クーポン適用時) 。富士通PCの場合、直販モデルには各種クーポンが適用できるため、店頭モデルと比べて割安で購入できます。

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直販モデルの場合、登録すれば3年保証も付けられます。

3)ベンチマーク/ファンの音/熱

性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。

インテルCore i7 1355U/16GBメモリ/256GB SSD/CPU内蔵グラフィックス

負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」の結果は、高品質で「快適」、最高品質で「やや快適」。

重い負荷のかかるFF15ベンチマークの結果は「軽量品質」で「重い」、「標準品質」で「動作困難」。

実際に文書作成/ネット閲覧/動画再生など、このクラスのPCで行うことの多い負荷が軽めのタスクを実行している際、大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。

ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。 ネットを見るなど一般的な使い方をしているときは25-36dB程度で静か。

FF15ベンチマーク実行時は30-40dB程度。 ちょっとファンの音が聞こえてきますが、個人的にはうるさいとは感じませんでした

FF15ベンチマーク実行直後、底面部の通気孔付近を触るとちょっと温かく感じましたが熱くは感じなかったです。

またキーボード上部も少し温かいですが、パームレストに熱はほとんど感じなかったですね。

4)デザイン

カラーリングは店頭モデルのA77-K3/A75-K3と直販モデルのWA3-K3が、 ブライトブラック/ベージュゴールド/ファインシルバーの3色から選択可能。

店頭モデルのA53-K3は、ブライトブラック/ファインシルバーの2色から選択可能。

レビュー機はファインシルバー。シャープな感じのシルバーカラーです。

天板部は光が当たると反射します。天板部を触るとすべすべして、心地いい感じですね。僕が使った限り、指紋や汚れは多少つくことがありますが、すごく目立つ印象は受けませんでした。

キーボードとその周囲は天板部と同系色を採用。

キーボードの周囲にはヘアライン加工が施されており、デザイン性を高めています。

底面部の表面はざらざらとした仕上がりになっており、持ち運ぶときに指が滑りにくいと思います。

前面部中央が少し飛び出すデザインを採用。 カバーを開けるとき指をひっかけやすいですが、片手だけでカバーを開けきることができませんでした。

パネルはこの角度まで傾けることが可能。

5)ディスプレイ

本モデルは16インチパネルを搭載。

最大解像度は1920×1200ドットのパネルのみで、より高精細なオプションは用意されていません。

パネル表示は結構色鮮やか。

光沢パネルを採用しているため、描写が綺麗です。

映像も堪能できると思います。

ただし、光沢パネルのため、周りの映り込みは発生しやすいので適宜角度調整が必要かな。

パネルの色域はちょっと狭め。色域の広いsRGB100%のパネルを搭載した13インチノートPCに同じ画像を映し出したところ(上の画像の左:sRGB100%の13インチノートPC/右:レビュー機(16インチ))

本モデルのパネルの方は、暖色系が少し黄色っぽく表現されている感じです。

たただし、パネルを見比べて違いがわかる感じで、本モデルのパネルだけを見ているとき、色合いがすごく気になることは個人的にはほとんどなかったです。

視野角は結構広め。

パネルは明るめで、室内で使っているときに暗く感じることはありませんでした。タッチ操作には非対応です。

6)キーボード/タッチパッド

キーボードについて見てきいきましょう。

テンキー搭載モデル。

テンキーは他の通常キーと同等の大きさを確保しているため押しやすいと思います。

テンキー搭載モデルのため、タッチパッドの位置が結構左です。 使い慣れるまでは目視で位置を確認する必要があるかもしれません。

Enterキーは標準サイズで押しやすいと思います。Enterキーとテンキーの間にスペースがあるため、Enterキーを押そうとして誤ってテンキーを押してしまうことは、ほとんどありませんでした

キーの側面部分が透明になっているプリズムクリアキーを採用。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は約2.5mm。 標準的なノートPCは約1.3-1.5mm程度なので、すごく深め。

キーを強く押してもボディのたわみはほとんど気になりませんでした。 打鍵感はやわらかめ。キーストロークが深めのため、ちょっとふにゃふにゃする感じがするかな。個人的にはもう少し固めで反発があった方がきびきびタイピングできるので好きですね。ただ、力をあまり入れなくても軽やかに入力できるので、タイピング時間が長い人にはいいかも。打鍵音の大きさは標準レベルだと思います 。

キーピッチ(キー間の距離)は約18.4mm。 フルサイズのキーボード(約19mm)と比べると若干狭めですが、そんなに窮屈な感じはしませんでした。

矢印キーは逆T字レイアウトで押しやすいです。

リフトアップヒンジを採用。カバーを開くと少しキーボードに傾斜ができるタイプです。キーボードバックライトは非搭載みたいです。

タッチパッドは、最近のモデルとしては珍しくクリックボタンが物理的に別になったタイプ。

タッチパッドは小さめですが、使っていてあんまり小ささは気にならなかったですね。滑りが良く、反応も良好。

クリックボタンは丁度押しやすい大きさ。 押し心地は軽めで、軽く押すだけで反応してくれます。 反応は良くストレスはほとんど感じなかったですね。 クリック音もそれほど大きくは感じません。クリックボタンが物理的に別になったこのタイプの方がしっかり押せる感じで、落ち間違えも少ないので、個人的にはこちらの方が好きですね。

7)端子類/カメラ/認証/サウンド/アプリ

左側面部。LAN端子、USB Type-C×2、HDMI、USB Type-A、マイク・ヘッドホンコンボ端子を配置。

右側面部。SDカードスロット、USB Type-A、光学ドライブを配置。

光学ドライブ搭載モデルです。DVDなどの映像を楽しみたい人にとっては魅力的だと思いますが、本モデルはブルーレイには対応していません。

店頭モデルではA77-K3のみブルーレイ対応ドライブを搭載。直販モデルは、ブルーレイ対応/非対応を選択できます

SDカードリーダー、LAN端子を搭載しており、端子類は充実していると思います。

USB端子は、Type-Aが2個、Type-Cが2個の合計4個搭載。

2つあるType-CはどちらもDisplayPort、PowerDeliveryに対応しています(Thunderboltには非対応)。

約207万画素のFHDカメラを搭載。

結構鮮明に撮影できる印象を受けました。色の描写も自然な感じだと思います。

カメラシャッター付きで

マイクミュート機能も搭載。

本モデルは顔認証機能が利用可能ですが、他の2つの店頭モデルは利用不可。直販モデルでは顔認証機能搭載モデルを選択可能です。

スピーカーを底面部の前面部寄りの左右に配置。

実際に音楽を聴いてみましたが、ちょっとカシャカシャする感じがしますね。すごく高音質という印象は受けませんが、スタンダードPCとしては標準的なサウンドかな。

本モデルには多彩なアプリが同梱されています。

本モデルには多彩なアプリが同梱されています。AIメイクを実行できる映像補正アプリのUmoreなどが利用できます。

8)同梱物

ACアダプタと電源ケーブルについて見ていきましょう。

ACアダプタは片手で握れるコンパクトさ。

65W型のACアダプタを採用。

電源ケーブルは細めです。

USB Type-Cで接続するタイプで、

左側面部にある2つのType-C端子のどちらでも充電できます。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は305g。

本体と合わせた重量は2.214kg。

まとめ

以上、FMV A75-K3(WA3-K3)について詳しく見てきました。主な特徴をまとめると次のようになります。

FMV A75-K3(WA3-K3)の主な特徴

  • 16インチディスプレイを搭載
  • 第13世代インテルCore搭載
  • テンキー搭載
  • 光学ドライブ搭載モデル
  • 充実した端子類を搭載

16インチという大きめのパネルを搭載したノートPC。第13世代インテルCore i7プロセッサを採用しており、端子類が充実しているほか、光学ドライブも利用可能です。キーボードは使いやすく、テンキーも搭載。

現時点では価格は高めに設定されている印象ですが、大きめのパネルを搭載したスタンダードPCを探しており、富士通PCだと安心だ、端子類は充実している方がいい、光学ドライブは必須、と考えているなら検討してみてはいかがでしょうか。

価格が安いモデルがいいのなら、多彩なカスタマイズが可能で、価格を安くできる直販モデル(WA3-K3)の購入を考えるのもありだと思います。

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