FMV WU2-K3(U77-K3)レビュー
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FMV WU2-K3は、14インチパネル搭載ノートPCとして非常に軽いモバイルPCです(店頭モデルはU77-K3)。

【プロモーション/機材提供:富士通クライアントコンピューティング(株)】
FMV WU2-K3(U77-K3)の主な特徴は次のとおり。
- 最軽量モデルで約747g(直販モデル)/約869g(店頭モデル)という軽さを実現
- スリム/コンパクトなボディでありながら堅牢性も確保
- AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載
- 端子類が豊富
メーカーからFMV U77-K3をお借りすることができたので、ここではFMV U77-K3の特徴・スペック等について解説します。
【参考】富士通FMV U77-K3(WU2-K3)に関する動画
富士通FMV U77-K3(WU2-K3)先行機レビュー動画をアップしています。
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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1)14インチ軽量モバイルPC
本モデルは14インチパネルを搭載した軽量モバイルPCです。
13.3インチ/16インチノートPCを並べてみました(上の画像の左:13.3インチPC (縦横比16:10)/真ん中:レビュー機(14インチ/縦横比16:10)/右:16インチPC (縦横比16:10))。
一回り小さな13.3インチパネル搭載ノートPCと比べても、ほとんど大きさに差がない感じですね(上の画像の左:13.3インチPC (縦横比16:10)/右:レビュー機(14インチ/縦横比16:10))。
本モデルのベゼル(パネルの枠)は非常にスリムなつくりになっています。
スリムベゼルのおかげでボディがコンパクトなので扱いやすいと思います。
厚さは最厚部で約17.8m。すごくスリム、という印象は受けませんが、掴みやすいと感じました。
重量は852g(実測値)。
14インチPCとしては非常に軽量なので、実際に持ってみるとやっぱり軽いです。この軽さなら、常時持ち歩くのも苦にならなさそう。高い機動性を確保できると思います。外に気軽に持ち出せます。PCを持ち出す機会の多い方にとって、この軽さは非常に魅力的だと思います。
なお、本モデルは軽量PCですが、底面部の背面部側にも滑り止めが付いているため
多少強く手が当たっても、滑りくい仕様になっています。
2)スペック/価格
スペックについて見ていきましょう。店頭モデルのU77-K3と直販モデルのWU2-K3のスペックを並べてみました。
| モデル | 【店頭モデル】U77-K3 | 【直販モデル】WU2-K3 |
| ディスプレイ | 14.0/縦横比16:10 (ノングレア液晶 / 1920×1200ドット/ 1677万色 ) | |
| CPU | インテルCore Ultra 7 155H | インテルCore Ultra 7 155H インテルCore Ultra 5 125U |
| メモリ | 16GB(オンボード) | 約8GB/16GB/32GB/64GB(すべてオンボード) |
| ストレージ | 約512GB SSD | 約256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
| グラフィックス | CPU内蔵 | CPU内蔵 |
| 端子類 | HDMI/LAN/ヘッドホン・マイク/microSDカードリーダー/USB Type-A 3.2(Gen1)×2 | |
| USB Type-C | Thunderbolt 4 USB4(Gen3)×2 | ■Core Ultra 7 搭載時:Thunderbolt 4 USB4(Gen3)×2 ■Core Ultra 5 搭載時:USB 3.2(Gen2)×2 |
| キーボード | かな表記なし | かな表記なし/ かな表記あり(ピクトブラック選択時のみ) |
| カメラ/シャッター | FHD(約207万画素)/〇 | 約500万画素またはFHD(約207万画素)/〇 |
| 指紋/顔認証 | 〇/× | 〇/△ |
| WiFi/5G | Wi-Fi 7対応/× | Wi-Fi 7対応/× |
| Microsoft Office Home and Business 2024 | 〇 | △(選択可能) |
| バッテリ容量 | 63Wh | 31Wh/63Wh |
| バッテリ駆動時間(JEITA 3.0(動画再生時)) | 約13.5時間 | 31Wh:約6.5時間 63Wh:約13.5時間 |
| カラー | ピクトブラック/フロストグレー/シルバーホワイト | |
| 寸法 (幅×奥行×高さ) | 308.8×209×16.3~17.8mm | |
| 重量 (最軽量構成の場合) | ピクトブラック:約849g シルバーホワイト/フロストグレー:約879g |
31Wh:約747g~ 63Wh:約860g~ |
店頭モデルはインテルCore Ultra 7 155Hのみを選択できますが、直販モデルではインテルCore Ultra 5 125Uも選択可能。Hシリーズは性能重視、Uシリーズは消費電力重視のタイプです。いずれのプロセッサも、AI専用NPUを内蔵していますが、Copilot+PCには準拠していません。
メモリは店頭モデルが約16GBのみ、直販モデルが約8GB/16GB/32GB/64GB搭載モデルを選択可能。
価格重視なら8GBメモリを選択するのはありだと思いますが、性能重視なら16GB以上のメモリを積むことオススメします。メモリはオンボードタイプのため、購入後にカスタマイズすることはできません。
グラフィックスはCPU内蔵タイプを搭載。高性能グラフィックスは選択できません。
モバイルPCとしては十分なレベルの構成になっていると思います。
店頭モデルは1つの構成だけですが、直販モデルは、CPU/メモリ/ストレージ容量/カメラ/バッテリ容量などが選択可能。
動画撮影時点では、店頭モデル(U77-K3)のCore Ultra 7 155H/16GBメモリ/512GB SSDの構成が263,780円(税込)。Microsoft Officeが標準で同梱されていることもあり、価格は高めに設定されている印象を受けます。
直販モデル(WU1-K1)の最小構成(Core Ultra 5 125U/8GBメモリ/256GB SSD/31Whバッテリ/ACアダプタ付き)は144,572円(税込)。CPUのランクが下/メモリとバッテリ容量が少ない、Officeが付いてないこともあり、かなり安いですが、負荷が軽めのタスクがメインならこの構成でも十分だと思います。
なお、直販モデル(WU1-K1)の構成と店頭モデルの構成を揃えた場合(Core Ultra 7 155H/16GBメモリ/512GB SSD/63Whバッテリ/Officeあり/ACアダプタ付き)、クーポン適用後で225,412円(税込)となり、店頭モデルよりも約38,000円お得です。
ちなみに直販モデルの場合、当サイト向け特別クーポンを適用して動画撮影時点で6%オフで購入できるので大変お得です。
超軽量モデルで発売直後のため、コスパ重視ノートPCと比べて価格は高めの印象ですが、圧倒的な機動性の高さにこだわりたい、という人にとっては検討してみる価値はあると思います。
(価格はすべて記事執筆時点。直近の価格については直販サイトをご参照ください)
3)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
インテルCore Ultra 7 155Hプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス
中程度の負荷のかかる「FF14 漆黒の反逆者」ベンチマークを実行したところ、高品質で「非常に快適」、最高品質で「とても快適」。
重い負荷のかかるFF15ベンチマークの結果は「軽量品質」と「標準品質」で「普通」、「高品質」で「重い」。
実際に文章を作成する/ネットを見る/動画を再生するといった、モバイルPCで行うことの多い、それほど負荷が高くないタスクを実行している際、大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。
ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。僕が使用した限り、ネットを見るなど負荷が軽めのタスクを処理しているときは通常は22-30dB程度で静か。たまにファンの音が大きくなることがありますが、あまり気になりませんでした。
FF15ベンチマーク実行時は40dB程度。ファンの回転音が聞こえてきて、静かな環境だとちょっと耳障りに感じますが、うるさいという印象は受けなかったですね。
熱についてですが、FF15ベンチマーク終了直後、底面部の通気孔あたりを触るとちょっと温かいですが、熱くはないです。
キーボード上部も少し温かいですが、パームレストに熱はほとんど感じませんでした。スリム・軽量PCですが、使った限りでは、冷却性はしっかりしていそう。
バッテリ駆動時間を計測してみました。レビュー機(店頭モデル/U77-K3)のバッテリ容量は約63Wh。
条件1の何もしない状態で約12.5時間、動画再生した状態で約9.1時間バッテリが駆動する計算です。
ちなみに直販モデル(WU2-K3)の場合、バッテリ容量が31Wh/63Whのいずれかを選択できます。31Whバッテリ搭載の場合、スペック値では約747gなので、約120g軽量化できますが、バッテリ駆動時間は短くなります。
4)デザイン/堅牢性
カラーリングは店頭モデル(U77-K3)/直販モデル(WU2-K3) ともピクトブラック/フロストグレー/シルバーホワイトの3色から選択可能。
レビュー機はフロストグレー。明るめのグレーカラーで軽快な感じがします。
天板部はマットな仕上がり。あまりスベスベしていないので、持ち運ぶ時に滑りにくいと思います。
僕が使用した限り、指紋や汚れは目立たないですね。
キーボード面および底面部も天板部と同系色。
キートップのフォントが白色なので、ちょっと見づらく感じることがあるかもしれません。
軽量モデルの場合、堅牢性が気になりますが、本モデルは米国国防総省のMIL規格に準拠しており、高い堅牢性を確保。
片手だけで持ってもボディのたわみ等はほとんど感じないです。
あと直販モデルの場合、登録すれば1年保証が3年に延長されます。
5)ディスプレイ
本モデルには縦横比16:10の14インチパネルを搭載。
最大解像度は1920×1200ドットです。
パネル表示は綺麗な印象。
色表現も鮮やかで見やすいです。
黒い部分もしっかりめに表現できるので、映像も楽しめると思います。
視野角は広め。
非光沢パネルを採用しているため、映り込みが発生しにくいです。
明るいパネルを採用しているため、室内で使っているときに暗く感じることはありませんでした。
タッチ操作には非対応です。
前面部中央に取っ手があり、指を引っかけやすいですが、片手だけでカバーを開け切ることはできませんでした。
パネルは180度近く傾けることが可能です。
6)キーボード/タッチパッド
キーボードについて見ていきましょう。
店頭モデルでは「かな表記なし」のキーボードのみが用意されています。シンプルでデザインがいいのですが、やっぱり、かな表記は欲しいという人は、直販モデルのピクトブラックカラーで+3,000円で「かな表記あり」を選択できます。
半角キーやタブキーなど左端のキーが大きめ。
右端にあるDeleteキー、BackSpaceキーも大きめ。
Enterキーも結構大きめなので押しやすいです。
矢印キーも逆T字レイアウトなので使いやすいと思います。
キーストローク(キーを押し込む深さ)はモバイルPCとしては深めの約1.5mm。 しっかりと押し込めるイメージで、反発がほどよくあり、きびきびタイピングできる印象を受けました。 ずっとタイピングしていても疲れにくいと思います。個人的には好みに打ち心地です 打鍵音は標準的な大きさ。それほどうるさいという感じはしないですね。
キーを強く押すとちょっとボディがたわみますが、僕はあまりキーを強く押さない方なので、タイピング時にほとんど気になりませんでした。
キーピッチ(キー間の距離)は約19mm。フルサイズのキーボードと同程度のキーピッチを確保しているため、ほどよい広さで、窮屈な感じはしなかったです。
リフトアップヒンジを採用しているため、キーボードが少し傾斜するタイプ。
電源ボタンはキーボード右上に配置されているため、タイピング時に誤って押してしまうことは少ないと思います。
キーボードバックライトを搭載。
Fnキー+スペースキーで、弱-強-オフの切り替えが可能です。
タッチパッドはクリックボタンが物理的に別になったタイプを採用。最近は一体化したモデルが多くなっていますが、個人的には別になっている方が押しやすくて好み。
タッチパッドは少し小さめですが使いづらさは感じませんでした。表面がそれほどつるしておらず、適度に滑らせることができる感じで心地よく使えます。反応は良好です。
クリックボタンも押しやすく、軽く押すだけで反応してくれます。 誤動作はほとんどなくストレス無く使えました。押したときの感触はやわらかめでクリック音もそれほど大きくは感じないですね。
7)端子類/カメラ/認証/サウンド
右側面部。microSDカードリーダー、USB Type-A、HDMI、LAN端子を配置。
左側面部。USB Type-C×2、ステータスランプ、USB Type-A、マイク/ヘッドホンコンボ端子を配置。USB端子はType-Aが2個とType-Cが2個の合計4個搭載しています。
Type-C端子は2つともDisplayPort/PowerDeliveryに対応。店頭モデルは2つともThunderbolt対応ですが、直販モデルの場合、Thunderbolt対応モデルと非対応モデルを選択できます。
Webカメラは店頭モデルがFHD 対応の約207万画素。直販モデルでは、約500万画素のカメラも選択できます。
レビュー機は約207万画素のカメラを搭載していますが、ある程度鮮明に撮影できる印象を受けました。
Umoreという映像補正アプリが同梱されており、 カメラ使用時の見た目の印象を良くすることができます。
カメラシャッター付きで、マイクオフ機能も搭載されています。
電源ボタンに指紋認証機能を搭載。店頭モデルは顔認証に非対応ですが、直販モデルは顔認証対応モデルを選べます。
ステレオスピーカーを搭載。底面部の前面部寄りの左右にスピーカー穴が配置されています。
実際に音楽を聴いてみましたが、ちょっとシャカシャカする感じで、クリア感は少なめ。ただし、軽量モバイルPCとしては個人的には妥当なレベルのサウンドだと感じました。
8)同梱物
ACアダプタと電源ケーブル。
以前のモデルのACアダプタはこんな感じでしたが、本モデルではコンパクト化/軽量化されました。
以前はケーブル付きACアダプタ+電源ケーブルだったのが、今回は、ACアダプタのみ+USB Type-Cケーブルになっています。
Type-Cケーブルなので他の目的に転用することが可能となり、汎用性が高まります。
ACアダプタとケーブルの合計重量は150g(実測値)。
以前のモデルのACアダプタ類の重量は237gだったので、87g軽量化されています。
なお僕が確認したところ、店頭モデルにはACアダプタ類は同梱されていますが、直販モデルでは同梱されておらず、純正アダプタ(推奨品)をオプションで選択する必要があるみたいなのでご注意ください。
本モデルでは65W型のACアダプタを採用しています。
接続端子はUSB Type-C端子を採用。
左側面部に2つあるType-C端子のどちらに接続しても充電できます。
ACアダプタ類と本体を合わせた重量は約1kg。
非常に軽く、一般的な軽量PCのボディのみと同じくらいの重さなので一緒持ち歩いても苦にならないと思います
以上、FMV WU2-K3(U77-K3)について見てきました。特徴をまとめると次のとおり。
FMV WU2-K3(U77-K3)の主な特徴
- 最軽量モデルで約747g(直販モデル)/約869g(店頭モデル)という軽さを実現
- スリム/コンパクトなボディでありながら堅牢性も確保
- AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載
- 端子類が豊富
最軽量で約869gという軽さを実現した14インチモバイルノートPC。
AI専用NPU内蔵のインテルCore Ultra 7 155Hプロセッサを搭載しているほか、Thunderbolt対応端子を搭載しています。また3つのカラーリングから選択可能。
端子類の充実した軽量モバイルPCを探している人にとっては魅力的に映ると思います。
なお直販モデル(WU2-K3)では多彩なカスタマイズが可能で、自分のニーズに合った構成に仕上げることができます。
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