富士通LIFEBOOK WS1シリーズレビュー

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LIFEBOOK WS1シリーズは、13.3インチ液晶を搭載した高性能なモバイルノートPCです。

富士通LIFEBOOK WS1/D2 レビュー

WS1シリーズは、

  • マルチベイユニットによりニーズに合わせた構成が可能
  • コンパクトなボディで気軽に外に持ち出せる
  • 高い堅牢性を確保

という特徴を備えており、モバイルノートPCとして非常に高い完成度を誇っています。ここでは、LIFEBOOK WS1シリーズについて詳しくレビューします(WS1シリーズ最新モデルとしてWS1/D2が用意されています)。

ここでは、WS1シリーズの特徴・スペック等について詳しく解説します。

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

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1)コンパクトなボディ

LIFEBOOK WS1は、外に持ち出すことを想定して作られているためコンパクトなつくりになっています。

ボディの厚みは約19.8mm。超スリムというわけではありませんが、このぐらいの厚みの方がつかみやすいですね。

B5サイズのノートと比較するとこんな感じです。

脇に抱えて持ってみました。非常にコンパクトなボディに仕上がっているのがわかります。

重量は最小構成で約1.18kg。片手でも持ち歩ける重さです。

ボディの剛性も高いので片手で持ってもボディがたわんだりすることなく安心。

横から見たところ。キーボード操作がしやすいよう、少し傾斜しているのがわかります。

液晶を開いたところ。ここまで傾けることができます。

フットプリントが小さいので、あまり設置場所を取りません。

2)スペック/パフォーマンスをチェック

LIFEBOOK WS1/D2の主なスペックは次のとおり。

モデル WS1/D2
カラー ブラック/ホワイト
OS Windows 10 Pro 64ビット版 /
Windows 10 Home 64ビット版
液晶 13.3インチ
最大解像度 1920×1080ノングレア/2560×1440ノングレア/
1920×1080タッチパネル/2560×1440タッチパネル
CPU 第8世代
Core i5-8250U(4コア/8スレッド/1.60~3.40GHz) /
Core i7-8550U(4コア/8スレッド/1.80~4.00GHz)
メモリ 4/8/12/20GB DDR4
ストレージ 約128GB SSD(PCIe)/約256GB SSD(PCIe)/約512GB SSD(PCIe)
光学ドライブ DVD/ブルーレイ
寸法 315.8×214×11~19.8mm
重量(最小構成) 約1.18kg

CPUには、インテル8世代Core i5/Core i7プロセッサを選択可能。

メモリは4/8/12GBに加えて大容量の20GBを搭載可能。メモリ容量は処理速度に直結するので、なるべく大容量のメモリを搭載することをオススメします。価格重視だと4GBのメモリ容量を選びたくなりますが、4GBだと、負荷がかかったときに処理にもたつくケースが出てきます。できれば8GB以上のメモリを搭載したいところです。

ストレージは、高速アクセスできるSSDのみを選択可能。128/256/512GBの容量を選べます。

128GBの容量だと、OSやプリインストールされているアプリケーションで占める領域が大きいため、使える容量が少なめです。できれば256GB以上の容量を持つSSDを選択した方が、使い勝手がいいと思います。

グラフィックスはCPU内蔵タイプのため、描画処理能力はそれほど高くありません。ただWS1シリーズはモバイルノートPC。このマシンで負荷のかかる作業(動画/画像編集等)を行うことはまずないと思うので、それほど気にしなくてもいいでしょう。

またハイレゾ音源に対応するヘッドホン端子を搭載しているため、ヘッドホンでのハイレゾに対応しています。ハイレゾ対応ヘッドホンを接続すれば、原音に近いサウンドを楽しむことが可能です。

WS1/D2のパフォーマンスをチェックしてみました。

レビュー機の構成は次のとおり。
・インテルCore i7-8550U (4コア/8スレッド/1.80~4.00GHz)
・20GB (オンボード4GB+16GB) [デュアルチャネル対応]
・約512GB SSD (PCIe接続)

CPUのパフォーマンスをテストするCINEBENCHベンチマークのスコア

CPU:496cb→モバイルノートPCとしては十分なレベルのパフォーマンスを発揮できます。

ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkのスコア。

さすがはPCIe接続タイプのSSDを搭載しているだけあって、高いスコアを記録しています。

実際に操作していても、アプリケーションの切り替え等、サクサク快適に動いてくれます。ビジネスアプリ/Web閲覧/動画再生といった、比較的負荷の軽いタスクであれば、ストレスなく処理できました。やはり20GBの大容量メモリ、高速アクセス可能なSSDを搭載しているのが効いていると思います。

負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。

画質 解像度 スコア 評価
標準品質 1920×1080 4033 普通
最高品質 1280×720 6483 快適

それほど負荷のかからないゲームであれば、解像度を抑えめに設定すれば快適に楽しめるという結果が出ています。

電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間(起動時間)を計測してみました。

1回目:13.49秒/2回目:13.04秒/3回目:13.04秒

約13秒で起動可能。あんまり待たされる感じなく起動してくれるので、使いたいときにすぐ使い始められます。

3)美しいデザイン

WS1/D2は実用性を重視したモバイルノートPCながら、デザイン面での訴求力も高いです。

ブラックモデルの場合、ブラックとシルバーのツートンがすごく印象的です。

側面部の端の部分が斜めにカットされており、デザイン上のアクセントになっているのがわかります。光が当たったときの反射がすごく綺麗です。

天板と底面にマグネシウム合金を採用した「超圧縮ソリッドコア」の堅牢ボディを採用。高い堅牢性を確保しています。天板全体に約200kgfの加重がかかっても耐えることができます。したがって満員電車で押されても安心。

4)ブラックとホワイトのカラーリングを用意

LIFEBOOK WS1シリーズでは、スパークリングブラックアーバンホワイトの2つのカラーリングが用意されています。イベントで2つのカラーリングモデルが展示されていたので比較してみました。

ブラックがつや消し加工になっているのに対し、ホワイトは光沢加工になっています。

ホワイトは、天板部分だけでなくキーボード周辺部/キーもホワイトになっているのに対し、ブラックモデルは、キーはブラックですが、周辺部はシルバーになっています。

こちらはブラックモデル。

こちらはホワイトモデル。

ホワイトモデルは底面部もホワイト。

ブラックモデルの底面部はブラックです。

5)モバイル・マルチベイを搭載

LIFEBOOK WS1シリーズの大きな特徴として、モバイル・マルチベイを搭載している点が挙げられます。

モバイル・マルチベイを利用すれば、光学ドライブユニットを取り外して、各種ユニットに交換することが可能です。

背面部のラッチをずらせば、簡単にモバイル・マルチベイユニットを取り外せます。

力はほとんどいりません。

用意されているパーツは次の4つ。

モバイル・マルチベイ用カバー:カバーのみのため、軽量化することができる(標準装備)
BDXL対応 Blu-ray Disc/スーパーマルチドライブ:ディスクを使用する際に利用(標準装備:いずれかのドライブを選択可能)
増設用内蔵ハードディスクユニット:大容量データを保存(オプション)
増設用内蔵バッテリユニット:長時間駆動可能(オプション)

これらを活用することで、ニーズに合わせた構成にすることができます。

上の写真は、標準装備されているスーパーマルチドライブとカバーです。

カバーの重量は13g。

スーパーマルチドライブの重量は110g。

そのときのニーズに合わせて構成を変えられるのは便利ですね。普段はカバーを装着して軽量化し、光学ドライブを使うときはスーパーマルチドライブ、外出時間が長いときは増設用バッテリユニット、大容量データが必要なときはハードディスクユニットを装着すればOKです。この仕様に魅力を感じる人、多そうですね。

6)各パーツをチェック

液晶は13.3インチパネルを搭載。次の4つのパネルの中から選べます。

  • ■1920×1080ドット/ノングレア(非光沢)/タッチ非対応パネル
  • ■2560×1440ドット/ノングレア(非光沢)/タッチ非対応パネル
  • ■1920×1080ドット/グレア(光沢)/タッチ対応パネル
  • ■2560×1440ドット/グレア(光沢)/タッチ対応パネル

最大解像度が1920×1080ドット/2560×1440ドットのいずれかのパネルを選択できます。2560×1440ドットのパネルを選べば、非常に精細感の高い表示が可能。

ノングレア(非光沢)/グレア(光沢)パネルも選択可能。非光沢パネルだと、映り込みが発生しにくいので、長時間作業する場合でも目が疲れにくいと思います。光沢パネルだと映り込みが発生しやすいですが、色の表現が鮮やかなので映像を見るのに適しています。

またタッチ対応パネル/非対応パネルも選択可能。タッチ対応パネルだと、指で直感的に操作することができます。ただし、タッチ対応パネルを選択した場合には光沢パネルになります。

レビューしたマシンの液晶は1920×1080ドットのノングレアタッチ非対応パネル。

非常に視野角が広く、かなり斜め方向から見ても、表示をはっきりと確認できます。非光沢パネルなので映り込みがほとんど発生していません。

画面表示もすごく精細感が高くて綺麗。色の表現も非常に鮮やかです。黒もしっかり表現されます。

キーボードは、キーがそれぞれ独立したセパレートタイプを採用。

変則的なキーの配置、小さなキーがないのですごく使いやすいです。

頻繁に利用するEnterキーが大きめなので打ちやすいです。あと矢印キーが下にはみ出す形となっているため使いやすいですね。

指と比べるとEnterキーの大きさがよくわかると思います。

キーの表面はそれほどつるつるしていなくて触り心地がいいです。キー上の文字も大きめで見やすいですね。

キーストロークは1.2mmを確保。標準的なノートPCのキーストロークよりも浅めですが、反発もあり、押しやすいです。また、強く押してもキーボードがたわんだりすることはありません。十分な強度が確保されています。

キーピッチも19mmと十分な幅を確保。フルサイズのキーボードを搭載しているため、窮屈な感じはまったくありません。

モバイルノートPCながら、長文入力も快適にこなせるキーボードを搭載しています。

タッチパッドは、クリックボタンが別になったタイプを採用。

タッチパッドは適度な広さで、反応も良好です。

クリックボタン部分の幅も広めで押しやすいです。ただし、クリックボタンの下の部分がすぐ前面部になっており、余裕があまりないため、ちょっと窮屈な感じがします。

パームレスト部分の表面はサラサラしており、長時間作業していても手のひらがべとつきにくく快適です。

キーボードの右上には電源ボタン、ECOボタン、状態表示LEDが配置されています。

左側面部。写真右から順に、ヘッドホン端子、USB3.1(Gen1)Type-C、HDMI出力端子、VGA出力端子、LAN端子、電源端子が配置されています。

映像出力端子として、普及の進むHDMIに加えて、レガシーのVGAも搭載しているのはうれしいですね。旧式のプロジェクタに接続する際にはVGAを介して接続する必要があるので、VGAがあると何かと便利です。

電源端子に電源ケーブルを接続したところ。L型コネクタを採用しているため、スペースをとることなくケーブルを接続できるのがわかります。

右側面部。写真左から順に、USB3.0 Type-A コネクタ(電源オフUSB充電機能対応)、マルチベイ、USB3.0 Type-Aが配置されています。 USB端子が両側面部に配置されているので使いやすいですね。

前面部。右側に状態表示LEDとダイレクト・メモリースロットが配置されています。

前面部にメモリースロットが配置されているので、SDカードの出し入れがしやすいです。SDカードをスロットに挿入してみたところ、ほぼカード全体が収納されました。

電源をオンにすると、こんな風にLEDライトが点灯し、マシンの状態を一目で確認できます。

また前面部の左右にスピーカーが配置されています。

音楽を聞いてみましたが、ちょっとシャカシャカする感じが強いですね。

底面部。バッテリ部分はカバーで覆われており、すっきりとしたデザインになっています。

左右にあるノッチをずらすだけで、カバーを簡単に脱着可能です。

カバーを外したところ。

バッテリは取り外すことができます。

底面部の真ん中の部分は、ネジを1つ緩めるだけで簡単に外せます。ここにはメモリモジュールが1つ配置されてます。

モバイルノートなので同梱されるACアダプタもすごくコンパクト。

細長い形状をしています。

すごく持ちやすいですね。このコンパクトさであれば、かばんに一緒に入れておいても邪魔にならなくていいですね。

電源ケーブルとACアダプタを合わせた重量は約237gと軽量。

まとめ

以上、LIFEBOOK WS1シリーズについて詳しく解説してきました。その特徴をまとめると次のとおり。

WS1シリーズの特徴

  • キーボード/タッチパッドが使いやすい
  • マルチベイユニットによりニーズに合わせた構成が可能
  • コンパクトなボディで気軽に外に持ち出せる
  • 高解像度液晶を搭載可能。最大解像度が高いパネルを選べ、広い表示領域を確保できるほか、表示もすごく綺麗
  • 豊富なインタフェースを搭載
  • 高い堅牢性を確保

このように非常に完成度の高いモバイルノートPCに仕上がっていると思います。実用性に優れたモバイルノートを探している人にお勧めです。

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